愛に生きる喜び

〜しもべだより〜

文: 牧師 朴 永基

 私は、韓国の小さな村にある教会で愛の大切さを学びました。愛がなければ、良い人間関係も、感動と喜びも円満な社会生活もできないことを、心と身体で経験しました。

 そこで,具体的にどのように愛する生き方ができるか葛藤しましたが、ある祈りの中で、「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしが(キリスト)があなたがたを愛したようにあなたがたも互いに愛し合いなさい」ヨハネ13:34  という聖書のみことばに出会ったのです。

 キリストの愛の中には、不思議な力と奥義がある事を悟りました。
 真の愛を探し求めておられる方はいらっしゃいませんか?教会の門を叩いてみませんか?

心配に打ち勝つ生き方

〜しもべだより〜

文:牧師 朴永基

イエス様は、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと、心配している弟子たちに「空の鳥を見なさい」と教えました。この3つの心配は、私たちの生命と深い関係があります。今日も様々な理由で心配している人々が多くいると思います。その中でもいちばんの心配は自分の生命と関わりがあるこの3つの問題でしょう。

この問題が解決されると人々は、苦しい環境の中でも安心できるでしょう。その秘訣策が、空を鳥を見ることです。これが人々の心配や問題をよく知っているイエス様の答えです。なんと簡単な答えでしょう。余りにも簡単ですから信じがたい内容です。しかし、これが救い主イエス様が教えてくださった真理です。このみことばは、空の鳥とその歌声が人々の心配の問題を解決してくださるという意味ではありません。それは空の鳥を創り、養い、歌わせ、羽ばたかせる創造主が人々の問題を解決してくださる天の父であることを教えているのです。空の鳥を見ながら鳥より優れている自分自身の姿を確認し、鳥のようにいつも創造主を信頼し、ほめたたえながら生きることが心配を打ち勝つ大切な生き方です。


「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、借り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか」(マタイの福音書6:26)

キリストが生まれた目的

〜しもべだより〜

文:牧師 朴 永基

クリスマス(CHRISTMAS)おめでとうございます。
クリスマスは、神であるキリストが赤ちゃんとして生まれた誕生日です。このキリストの誕生によって、世界史が紀元前と紀元後に分かれるようになりました。紀元前はキリストが生まれる前の歴史(BEFORE CHRIST、BC)を、紀元後はキリストが生まれてからの歴史(ANO DOMINE,AD、主の年)を記しています。

例えばBC(紀元前)100年とはキリストが生まれる前の100年を、AD 100年とはキリストが生まれてからの100年を示しています。今年はAD(紀元後)2024年です。これはキリストが生まれてから2024年目であることを意味します。
世界史の基準であり、神であるキリストが赤ちゃんとして生まれた目的は何でしょうか。神のみことばである聖書はその答えを明確に教えています。

「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」 ルカの福音書2:11

神であるキリストが人として生まれた目的は、人々の「救い主」となるためです。キリストが与えてくださる救いとは罪からの救いです。キリストは人々をその罪から救うために、彼らの罪のための贖いの代価として、自分のいのちを十字架で与えてくださいます。罪から救われるとき、罪の報酬である不安、不幸、恐れ、死の恐怖から自由になります。

救い主であるキリストを信じるとき、誰にも与えられる「救いのめぐみ」を体験してみませんか。新札幌聖書教会は、救いのめぐみを分かち合うために、皆様のお越しを心からお待ちしています。